2013年01月28日

生活保護者が就職するには?(就労必須アイテムと生活保護者の制限)

前回の予告どうりに書いて行きたいと思います。

皆さん就職するのに一番必要な物は何だと思いますか?
あいさつ・対人スキル… とても重要です!
キャリア・経験   … 培った物は必ず活きてきます
資格・技能     … とても重要な個性で武器です!
しかし!
そんなものより何より!

電話(携帯電話)が必要なのです!

いくら、ハローワークに行け!仕事を受けろ!何でも良いからやりなさい!
と、言えども。
企業から本人に連絡が取れなければ話になりません。

不採用通知は手紙で来ます。 採用連絡は電話です。

ハローワークでいくら企業を受けて面接までたどり着いても連絡する手段が無い(電話が無い)とほぼ100%雇って貰えません。

もう1つ、これは都市部と田舎では事情が違ってきますが…
基本的に生活保護費に支給は住んでいる場所により支給額が変わります。(3段階で)
基本的に都市部は支給額が高く、地方都市は低くなります。
物価等が違うので当然だ!…と思うでしょう?

しかし!
地方の方が公共交通が不便で公共交通の料金が高いんです!
まして…大きな雇用の場となる工場等は地方都市のさらに郊外や主要街道沿いにあります。
車が必要なんです。むしろ車が必須と言ってもいい。

しかし…
現行法ではその辺りは考えられてはいない。
電話は認められていますが、車は基本的に駄目です。(基本的にですが)
車が無いと就職が厳しいのが地方です。

地方の場合、私が関わり支援し就職した生活保護の60歳のケースで…
住んでいる所から受給中の3年間で自転車で行ける範囲は全部雇ってもらえるか応募をしたが、駄目だった。
住所も移せない、就職先も無い、ハローワークも近くに無いし、遠い会社はとても通えない…
こういった事情があるのです。
この方は今、水を得た魚のように自分自身の人生を自分の力で取り戻し始めました。
彼の会社での評価は非常に良いので安心してます。本当に良かった。

就職が今は非常に厳しい時代です。
ちょっとした事でふるいから落とされてしまいます。
細かく、需要に有った就労支援が必要です。
税金を受給する生活保護者になるか?
働きキチンと税金を納める納税者になるか?
本当に紙一重の時代です。
しかし、紙一重なら…少しの支援や方法で変わっていきます。
それらの方法と手段、理論と実践。
キチンと考え、包括的に支援する体制を整えれば変わっていくはずです。
それらの支援とニート・ひきこもりの支援は共通する部分がかなりあります。
こちらも日々努力する次第です!

次回は…
「それら生活保護受給問題を解決する私案」を掲載したいと思います。
posted by ネットワークスタッフ at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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