2013年01月22日

生活保護者Sさんの気持ち

前回の続きです。
非常に真面目でまともな言葉が返ってくる。
多少能力の面では他の人より、ゆっくりかもしれない。飲み込みも少し時間がかかるかもしれない。
ただ、決してサボらず、誤魔化さずにキチンと作業なり手伝いなりをやってくれる。
この短い期間、塾で洗脳的な教育をしたわけではない。
素の自分の意見なのだろう。
義務教育を終え、20数年一生懸命働いていた自分を少しでも取り戻そうとSさんはsさんなりに必死に自分を再生していきたい想いだと我々は感じている。

今後就労の問題もSさんは
「年齢的にも正社員は難しいだろう」
「アルバイトでいいから月に10〜15万位貰える仕事をしていきたい」
「自分がやれる仕事ならなんでもいい、贅沢なんか言ってられない」
と語っている。
真面目な彼にそんな生活を最低限でも探してさせてあげたい。
現実的な問題として、携帯が無い、車も免許もない。
等がありますが…(次回はこれをテーマにします)
頑張りたい背中を後押ししてあげたいと思っております。

本当に今回の件で生活保護者の事を色々と考えなおさなければならない感じを受けた。
ニュースやイメージだけではなく、色々な形態の生活保護者がいるのだ!と

我々、教育研究所は4年前の「年末派遣切り救済プラン」を行い、その後の研究と実支援を通して社会情勢を見ている。
もちろん不登校・ひきこもり・ニートの実績もある。
これは単体での問題ではなく、全部一連の流れに繋がっている。
不登校〜ひきこもり〜ニート〜生活保護
全部を体験する人ももちろん居る。

一人一人が生きやすい。住みよい日本にしていく…なって欲しい!
皆が感じ願っている事だ。
そんな社会になって貰う為にも…
キチンとした施策・政権に期待したい。

今後もそういった問題を載せていきたいと思います。
(次回は「就労必須アイテムと生活保護者の制限」を書いていきたいと思います)
posted by ネットワークスタッフ at 21:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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