その中で多いなぁ…と感じたのは40代で、知的レベルがボーダーではないか?と思われている人達である。
今日1日でそんな方々のケースが数件出てきた。
40代…10代の頃は受験戦争真っ最中人達である。
働いていれば今の日本経済を支える最前線の要の年代でもある。
発達障害と言う言葉が無かった世代でもあり、若者としての就労支援が行き届きにくい世代でもある。
*補足(もっとも若年者トライアル雇用は今年4月より、40歳未満から45歳未満に拡大されているので、45歳未満であれば使えます)
サポステの対象年齢は40歳未満で、対象に入らない。
ニート状態の若者の高年齢化はすでに若者自立塾時代からの懸念材料ではあったし、40歳代が若者か?と問われると何とも難しい問題ではあるが…
これから会わせて頂いてCWさんとの協力も経てになるが、非常に可哀そうな世代でもある。
社会的な支援の狭間に居る年代だ。
今宇奈月自立塾にもそういった発達障害あるいはその疑いが濃い人達も当然居る。
遅刻はするがこの夏のシーズン立派に20万近く稼いでいる者も居る。
周囲の理解と活かし方だと感じる。
しかし…
やはり手間のかかる人達でもある。
なんとか支援を上手くし、本人を救い、受給者から納税者になってもらい、彼らの人生をサポートしながらでも、自力で人生を切り開いてもらいたいと考えている。
平成14年 文部科学省の調査で発達障害の割合が小中学生で6.3%居るのではないかと報告があった。6歳〜15歳の子どもだ、それらが、今16〜25歳になっている。
ニートと呼ばれる世代に完全に移行した。
まだ支援を受けられる年代でもある。
それらを放置すると…
結果的に親が亡くなれば生活保護に移行する率は非常に高いのではないか?と思われる。
決めては…
「就労感」ではないか?
と考えている
周りの理解配慮は当然だが、行き過ぎてもいけない。
本人の就労感をどう育て築き上げていくかがキーだと考えている。